リラクゼーションや健康促進など、心と体の癒しは三菱ケミカルアクア・ソリューションズの炭酸泉で。


炭酸泉の歴史

DIRECTORY
炭酸泉 TOP > 炭酸泉の歴史

炭酸泉の歴史

炭酸泉の生理学的効能が研究され始めたのは19世紀後半になってからですが、炭酸泉はそれ以前から世界中の人々に親しまれ、活用されてきました。
ドイツやイタリアなどのヨーロッパ諸国では、天然の炭酸温泉が多く湧き出しており、古くから一般的に広く知られていて、身近な療養や美容の手段として使われてきました。特にドイツでは、炭酸泉の働きを利用した様々な研究や治療がさかんに行われてきました。その中には、古くから炭酸泉の研究を行っていることで有名なバードナウハイム温泉などがあり、炭酸泉の治療施設やクアハウス、様々な研究所が設置され、日々治療や研究がさかんに行われています。

また、日本には江戸時代末期に西洋の温泉医学が入ってきたと言われていて、それ以降、炭酸泉の研究も進められるようになりました。日本の炭酸泉は、昭和初期にドイツで温泉治療学を学んだ研究者らによって見出されたもので、国内にある数少ない天然炭酸泉であるため、貴重な存在となっています。

ドイツの炭酸泉ドイツは世界一の炭酸泉王国
ヨーロッパ、特にドイツは炭酸温泉に恵まれ、国土全域にわたって湧きだしており、国民の多くがレジャーに治療に炭酸温泉を利用しています。

人工炭酸泉の歴史

1997
  • 人工的に1000ppm以上の高濃度の炭酸泉を発生させる装置の開発に成功
1998
  • 第1回人工炭酸泉研究会 開催(以降毎年開催)
2000
  • 医療用人工炭酸泉装置発売
2002
  • 業務用人工炭酸泉装置発売
  • 部分浴用人工炭酸泉装置発売
2004
  • 個浴用循環式人工炭酸泉装置発売
  • アテネ五輪 シンクロ日本代表チーム採用
2006
  • 個浴用掛け流し式人工炭酸泉装置発売
  • ワールドカップ サッカー日本代表チーム採用
2007
  • グッドデザイン賞受賞
2008
  • 第34回主要国首脳会議(洞爺湖サミット)「ゼロエミッションハウス」出展
  • 「超モノづくり部品大賞」で「日本力(にっぽんぶらんど)賞」受賞
2009
  • 経済産業省 感性価値創造ミュージアム/環境部門 特別賞受賞
2010
  • アジア競技大会(広州大会)日本代表 マルチサポートハウス採用
2012
  • ロンドン五輪 マルチサポートハウス採用
2014
  • アジア競技大会(仁川大会)日本代表マルチサポートハウス採用
2016
  • リオデジャネイロ五輪 日本代表ハイパフォーマンスセンター採用
2019
  • ナショナルトレーニングセンター 拡充棟導入
2020
  • JFA夢フィールドへの採用
2021
  • 東京五輪 日本代表ハイパフォーマンスセンター採用
2024
  • パリ五輪 日本代表ハイパフォーマンスセンター採用

炭酸泉の優れた効果効能が注目されながらも、日本においては天然炭酸泉の数が限られている為、誰もが身近に炭酸泉に親しむことができませんでした。しかし、ドイツのように、炭酸泉をより身近に人々の暮らしの中に取り入れ、医療や健康などに役立てようと、人工的に炭酸泉を作るための技術開発が進められてきました。
こうして作られたのが人工炭酸泉です。

現在までの様々な炭酸泉研究の結果、炭酸泉の生理学的効能は認められていますが、その中でも、湯1リットルに炭酸ガスが1g(1000ppm)以上溶けた高濃度炭酸泉は特に効果が高いと言われています。しかし、炭酸ガスの性質上、湯温が上がれば上がる程、炭酸ガスを高濃度に溶かし込むことは難しくなるという問題点がありました。そのため、その問題点を克服するのが高濃度人工炭酸泉製造にあたっての最大の課題でもありました。

そこで、三菱レイヨン・エンジニアリング(株)は炭酸泉研究を重ねながら、その課題解決に長年取り組み、技術開発を進めてまいりました。そして、その長年培った知識と経験を駆使して、炭酸ガス溶解モジュールを使用した独自技術を自社開発し、1997年に1000ppm以上の高濃度炭酸泉を人工的に発生させる装置の開発に成功しました。これが、弊社がお届けするMR炭酸泉シリーズの人工炭酸泉製造装置です。MR炭酸泉は、全機種、1000ppm以上の濃度を実現します。これは、市販入浴剤の20倍の濃度に当たります。

人工炭酸泉製造装置 40℃ → 1,000ppm程度
炭酸系入浴剤 40℃ → 50〜100ppm程度
炭酸系飲料 5℃ → 4,000ppm程度

※当社調べ。入浴剤、炭酸飲料により異なります。

Q&A

このページの先頭へ

リラクゼーションや健康促進など、心と体の癒しは三菱ケミカルアクア・ソリューションズの炭酸泉で。